概要
主要機能
追加
- リモートMCP サーバーを拡張し、コネクタのトリガー、メッセージのキューへの再追加、ファイルのクリーンアップ、サービスログの検索を行うツールを追加しました。また、
diagnose_messageツールも拡張しました。 - トランザクション詳細ビューにエラーを診断ボタンを追加しました。設定済みのAI プロバイダーを使用して、失敗したトランザクションをAI で分析します。
- パフォーマンス設定にワーカープールの分析ツールを追加しました。選択した期間のワーカープールのログを取得し、設定済みのAI プロバイダーを使用して調整案を提示します。
- Vaultで外部シークレットプロバイダーのサポートを追加しました。ローカルVault に加えて、環境変数やAzure Key Vault(Enterprise ティア)からVault アイテムを取得できます。
- グローバル設定ページのクリーンアップ設定および追加設定セクションで、Vault 参照のサポートを追加しました。
- バージョン管理でワークスペースごとのGit リポジトリのサポートを追加しました。バージョン管理フッターにリポジトリリストを追加し、コミット履歴でリポジトリによる絞り込みもできるようになりました。
- Arc の多くの構成(コネクタ、ワークスペース、ユーザー、ロールなど)で、変更された設定とその変更前後の値を記録する、より詳細な監査ログエントリを追加しました。
- コネクタのグループを別のワークスペースに移動し、それらの間の接続を保持する
moveConnectors管理API アクションを追加しました。 - ユーザーの管理と、認証トークンおよびクライアントシークレットの再生成を行うため、管理API に
usersリソースとrefreshAPICredentialアクションを追加しました。 - メッセージデータをアプリケーションディレクトリとは別に保存するためのメッセージディレクトリ設定(Java では
cdata.app.messageDirectory、.NET ではMessageDirectory)を追加しました。 - アクティビティページにオートメーションログを追加しました。データが返されなかったポーリングやスキップされたスケジュールを含む、スケジュールされたポーリングの試行を記録します。また、オートメーションタブにオートメーションステータスと最後に処理された結果の表示を追加しました。コネクタが実行中、アイドル、一時停止中のいずれであるかと、前回の実行結果を確認できます。
- コネクタ設定の共有接続セレクターに、接続ステータスインジケーター(接続済み、警告、失敗、未テスト)を追加しました。
- 現在バックオフ中のコネクタ数を表示するダッシュボードカードを追加しました。コネクタリストでそれらを表示するリンクも含まれます。
- メインのダッシュボードに、設定可能な自動更新間隔を追加しました。デフォルトは60秒ごとです。
- アプリケーションデータベースが、設定されているデータベースタイプのレコードしきい値に近づいたときに、UI に警告を表示するようにしました。
- コネクタのSLA が At Risk または違反に遷移したときに、アプリケーションログエントリを記録するようにしました。これにより、監視ツールはメールに頼らずにSLA イベントを取り込めます。
- メッセージログのメッセージ詳細ビューにメッセージをダウンロードボタンを追加しました。また、メッセージフローリンク内のコネクタ名から、そのコネクタの設定を開けるようになりました。
- base64encode フォーマッターとhexencode フォーマッターにオプションの入力エンコーディングを、base64decode フォーマッターとhexdecode フォーマッターにオプションの出力エンコーディングを追加しました。これにより、
[guid(false) | base64encode('hex')]でBase64 形式のGUID を生成するなどの操作が可能になります。
変更
- CData ドライバーを使用するすべてのコネクタを、v25 ではなくv26 ドライバーを使用するよう更新しました。
- ログの表示を含むすべてのバージョン管理操作を管理者に制限しました。管理者以外のユーザーには、UI にバージョン管理のオプションが表示されなくなりました。
- UI で構成の種類を直接切り替えることで、バージョン管理リポジトリをローカルからリモートへ変換しやすくしました。
- バージョン管理のdiff 表示にすべての設定を表示オプションを追加しました。変更されていない設定も、変更内容と並べて表示できます。
- コネクタのトランザクションページから一度にアップロードできる最大ファイル数を99から256に増やしました。上限を超えるアップロードは、最大数を示すメッセージとともにブロックされます。
- 以前に非推奨となったクラシックのアクティビティページ、クラシックのフローデザイナー、クラシックのレポートUI を削除しました。
- XML Map、Branch、Validate、Email Send コネクタのXML 処理にメモリ保護を追加しました。入力が大きすぎて安全にメモリへ読み込めない場合は、警告をログに記録するか、メッセージを拒否します。
- .NET でアプリケーションデータベースを移行した後の次の手順を明確にしました。
Web.configに追加するAppDb接続文字列エントリも含まれます。 - 管理APIの
connectorsリソースの$selectパラメータが、@jsonレスポンス形式を使用する場合に、as2identifierなどのコネクタ固有のプロパティを返すようになりました。
修正
- Form およびTCP Server コネクタのデフォルトのTrusted IPs 設定に関する問題を修正しました。
- ワークスペース設定でVault 参照を利用できない問題を修正しました。
- .arc ファイルからVault アイテムをインポートすると新しいId が割り当てられ、バージョン管理経由で取り込まれた設定がVault 参照を失う問題を修正しました。
- Java インストールで
arc.xmlファイルを生成する際に、一部の構成が保持されない問題を修正しました。 - 管理API の
$filter式で、括弧のないnotが式の残りの部分に適用され、誤った結果になる問題を修正しました。 - 管理APIの
reportsリソースが、$countリクエストで$filterを無視する問題を修正しました。 - 管理APIの
connectorsリソースで、$orderbyパラメータが無視される問題を修正しました。 - 既存のコネクタの上にコネクタをインポートした際に、インポートしたファイルで空だった設定がクリアされない問題を修正しました。
- 大文字小文字を区別するファイルシステムで、名前が大文字小文字のみ異なる証明書が、コネクタの証明書セレクターにすべて表示されない問題を修正しました。
- Java のインストーラーとアップグレードスクリプトが、
arc.propertiesのcdata.app.directoryの値にスペース、引用符、またはエスケープされたバックスラッシュが含まれている場合に、その値を読み取れない問題を修正しました。 - バージョン管理でコミット&プッシュ中にプッシュが失敗すると、ワークスペースからローカルの変更が削除される場合がある問題を修正しました。
コネクタ
追加
- Microsoft 365 Email コネクタを追加しました。CData Microsoft 365 ドライバーをベースに、Microsoft Graph API を通じてメールを送受信し、共有メールボックスに対するアプリ専用認証をサポートします。
- Partner Mailbox コネクタを追加しました。取引パートナーが、自分宛てにステージングされたファイルをダウンロードし、送信するファイルをアップロードするための、セルフサービスのWeb ポータルを提供します。
- Finalize コネクタと、File コネクタでの遅延確定を追加しました。ダウンストリームの処理が成功するまで、ソースファイルの削除や移動などの後処理を遅らせます。
- SOAP コネクタにOutput Behavior 設定とResponse Event を追加しました。
- SFTP Server コネクタのプロファイルに、許可する暗号化アルゴリズムを指定するEncryption Algorithms 設定を追加しました。
- XML Map コネクタのCondition Editor で、値を別のXPath、ヘッダー、または変数と比較できる機能を追加しました。
- Database およびその他のデータタイプのコネクタのLookup アクションで、XML の先読み構文のサポートを追加しました。
- Excel コネクタに、出力のルート要素として使用するシート名を上書きするRoot Element Name 設定を追加しました。
- Excel コネクタの高度な設定に、ワークブック内のどのシートを出力するかを指定するSheet Names 設定を追加しました。テーブルモードで使用でき、空のままにするとすべてのシートが出力されます。
- Azure Blob コネクタのAfterSend イベントに、アップロードされたブロブのリモートパスを入力として追加しました。
- Box コネクタのAfterSend イベントにFileId 入力を追加しました。
- AS2 コネクタにLog MDNs 設定を追加しました。ログレベルにかかわらず、各MDN 受信確認のコピーを保持します。この設定はデフォルトで有効で、オフにすることもできます。
- Webhook コネクタにIncoming Headers 設定を追加しました。指定した受信HTTP ヘッダーをメッセージヘッダーとして昇格させます。
- AI アシストマッピングを使用するDatabase およびデータタイプのコネクタで、AI プロンプトをカスタマイズできるようにしました。
- File およびS3 コネクタへの入力としてBatchGroups のサポートを追加しました。BatchGroups を扱うための新しいArcScript 操作も追加されています。
- XSD コネクタで、アップロードしたファイルが既存のXSD ファイルを上書きする場合に、確認プロンプトを表示するようにしました。
変更
- File コネクタが、最終更新日時の昇順でファイルを受信するようになりました。
- AS2 コネクタは、受信メッセージの復号に使用された証明書がRollover Private Certificate だった場合、その証明書でMDN に署名するようになりました。証明書のロールオーバー時に、各コネクタでAlternate Local Profile を設定する必要がなくなります。
- アプリケーションおよびデータベースコネクタのSSL クライアント証明書などの証明書設定で、Arc で管理されている証明書を使用できるようになりました。既存の証明書設定は引き続き動作します。
- Box コネクタのアップロードパフォーマンスを改善しました。特にネストされたフォルダーへのアップロードで、フォルダーId をキャッシュすることでArc がBox に対して行うAPI 呼び出しを減らしています。
- Shopify コネクタをv26 ドライバー向けに更新しました。v26 ドライバーではREST スキーマが削除されています。サポートされていないスキーマを使用している接続は、サポートされているスキーマに切り替えるまでエラーで失敗します。
- Databricks 接続でCatalog 設定が必須になりました。Catalog の値がない既存の接続は、アップグレード後に値を設定する必要があります。
- Odoo 接続では、API Token 設定にAPI キーが必要になりました。v26 のOdoo ドライバーはこのフィールドでパスワードを受け付けなくなったため、パスワードを使用している既存の接続は、API キーを使用するよう更新する必要があります。
- TPMC は、997 または999 の受信ドキュメントが追加されるとパートナーのEDI コネクタのReturn inbound functional acknowledgements を自動的に有効にし、削除されると無効にするようになりました。これにより、受信した確認応答が受信ドキュメントの宛先にルーティングされます。
- Apache Kafka コネクタが使用するOpenSSL ライブラリをバージョン3.6.4 に更新し、セキュリティの脆弱性に対処しました。
修正
- ZUGFeRD コネクタが、小数点記号にカンマを使用する.NET サーバーで「Unsupported version: 2.1」エラーにより失敗する問題を修正しました。
- ランダムパディングを使用するサーバーに接続する際に、SFTP のダウンロードが「1098 - Invalid SSH packet length」エラーで断続的に失敗する問題を修正しました。
- AS4 コネクタが使用する接続で設定された証明書が、コネクタのエクスポート時に含まれない問題を修正しました。
- SAP IDoc コネクタで失敗した送信を再試行すると、すでにSAP にポストされたファイル内のIDoc が再送信される問題を修正しました。再試行は、最後に正常に送信されたIDoc の次から再開されるようになりました。